その他

Contents

1. 倒産・破産

(ア) 倒産、破産とは

① 概要

倒産とは、企業や個人が負債を返済する能力を失い、経済的に破綻する状態を指します。破産はその一形態であり、法的に負債の整理を行う手続きです。このような状況に陥った場合、玉藻総合法律事務所の専門家に相談することで、適切な対応が可能です。

 

② 法的整理と私的整理の違い

・法的整理: 裁判所を通じて負債を整理する手続き。破産、民事再生、会社更生などがあります。
・私的整理: 裁判所を介さずに、債権者と直接交渉して負債を整理する手続き。任意整理、和議などがあります。

玉藻総合法律事務所では、どちらの整理方法も専門的にサポートしています。

 

③ どのような場合に破産できるのか

・負債が資産を上回る。
・返済能力が完全に失われている。
・継続的な収入が見込めない。

これらの条件に当てはまる場合、玉藻総合法律事務所に相談することで、最適な解決策を見つけることができます。

 

(イ) 破産の手続きの流れと玉藻総合法律事務所でのサポート

1.申立て: 破産を希望する者が裁判所に申立てを行います。
2.破産手続開始決定・破産管財人の選任: 裁判所が破産手続きの開始を決定し、破産管財人を選任します。
3.破産管財人による管財業務の遂行: 破産管財人が財産の調査、保全、処分などを行います。
4.債権者集会: 債権者が集まり、破産管財人の報告を受け、必要な決定を行います。
5.配当手続き: 残った財産を債権者に配当します。
6.破産手続きの終結: 全ての手続きが終了した後、破産手続きは終結します。

玉藻総合法律事務所では、これらの手続きを専門的にサポートしています。

 

(ウ) 破産のメリット・デメリットと玉藻総合法律事務所での対策

・メリット: 負債が帳消しになる、新たなスタートが切れる。
・デメリット: 信用情報に影響が出る、財産の大部分を失う可能性がある。

玉藻総合法律事務所では、これらのメリットとデメリットを総合的に考慮し、最適な解決策を提案しています。

2.事業再生

(ア) 事業再生とは

事業再生とは、経営が困難になった企業が再び健全な経営状態に戻るための一連のプロセスを指します。財務状況の改善、事業構造の見直し、新たなビジネスモデルの導入などが含まれます。このような複雑なプロセスをスムーズに進めるためには、専門家のアドバイスが不可欠です。玉藻総合法律事務所は、事業再生に関する豊富な経験と専門知識を持っています。

 

(イ) 事業再生の方法と玉藻総合法律事務所でのサポート

① 社内組織の再編

社内の組織構造を見直し、効率的な運営ができるように改善します。部門の統合や人員の配置転換などが考えられます。玉藻総合法律事務所では、これらの手続きに関する法的アドバイスを提供しています。

 

② 会社分割

事業部門を独立させることで、各部門が専門性を高め、より効率的に運営できるようにします。玉藻総合法律事務所は、会社分割に関する法的手続きを専門的にサポートしています。

 

③ M&A(合併・買収)

他の企業との合併や買収を通じて、事業規模を拡大し、競争力を高めます。玉藻総合法律事務所では、M&Aに関する契約書作成や交渉、法的調査などを行っています。

 

④ 事業譲渡・譲受

非効率な事業部門を他社に譲渡することで、経営資源を集中させます。また、他社から事業を譲り受けることもあります。玉藻総合法律事務所は、事業譲渡・譲受に関する法的手続きを詳細にサポートしています。

 

⑤ 会社更生法、民事再生法による法的再生

法的な手続きを用いて、企業の負債を整理し、新たなスタートを切ります。これには、会社更生法や民事再生法が用いられます。玉藻総合法律事務所は、これらの法的手続きについての専門的なアドバイスを提供しています。

3.事業承継・相続

(ア) 事業承継とは

事業承継は、現在の経営者が自身の会社や事業を後継者や別の会社に引き継ぐプロセスです。このプロセスは、相続法、会社法、税法など複数の法的要素が関わるため、非常に複雑です。早期に専門家に相談し、対策を立てることが推奨されています。特に、玉藻総合法律事務所はこの分野で豊富な経験と専門知識を持っています。

 

(イ) 事業承継の方法と玉藻総合法律事務所でのサポート

① 親族内承継

親族への事業承継は、売買、生前贈与、遺言などの手段が考えられます。特に遺言を用いる場合、他の相続人の遺留分を侵害しないように注意が必要です。玉藻総合法律事務所では、これらの複雑な手続きをスムーズに行うサポートを提供しています。

 

② 従業員

従業員への事業承継も一つの方法です。MBO(Management Buy-Out 役員による買収)や、EBO(Employee Buy-Out 従業員による買収)といった手段があります。玉藻総合法律事務所では、これらの手法についての法的アドバイスを提供しています。

 

③ M&A

M&A(合併と買収)は、特に跡継ぎがいない場合や、親族以外の会社関係者に承継させる場合に有用です。株式譲渡、合併、分割など、多くの手法が存在します。玉藻総合法律事務所は、M&Aに関する法的手続きを専門的にサポートしています。

 

倒産、事業再生、事業承継ともに、多くの方的要素が絡む複雑なプロセスです。

そのため、成功に導くためには、専門的な知識と経験が必要です。玉藻総合法律事務所は、これらの問題に対応できる専門家が揃っています。ぜひ一度、玉藻総合法律事務所への相談をご検討ください。

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藤本 尊載

玉藻総合法律事務所代表弁護士。企業側の弁護士として多数の顧問先を持つ。労務問題をはじめとした企業の法的トラブルに精通。他士業に向けたセミナー講師も務める。